人に迷惑をかけない善良市民の鑑の五箇条☆
☆人に迷惑をかけない善良市民の鑑の五箇条☆
法を犯さなければ…
人に迷惑をかけなければ…
人殺しや人を傷つけることさえしなければ…
あなたが幸せなら…
あなたがそれでいいなら…
それでいいんじゃない???
と、最近よく聞く。し、私もたまに言ってしまう。
うん!ボキャ貧なのは自覚してるし、他に何も言えない時の苦し紛れとして出てきた言葉がこれなのはもうどうしようもない。
しかし、上記の言葉には違和感がある。
もちろん、人殺しや無差別に(or特定の人を狙って)傷害事件を起こすのは許しがたいし、悲しく、痛ましいことである。
いやいや。
私が突っ込みたいのはそこじゃなくて。
幸せなら…とか、あなたがそれでいいなら…とか。
うん?幸せじゃないとダメなのかな?
もちろん、幸せである方がきっとずっといい。
でも、だけども。どんな選択肢にだって、血の滲むような苦労や、涙ぐむような苦しいことはあるのではないだろうか?
血の滲むような…涙ぐむような…は、大げさだったにしても。何かしら、笑顔が消える瞬間ってあるよね?その時、この「幸せならいいんじゃない?」という他人の意図せずに無責任で、しかし一方で優しさに満ちたアンビバレントな言葉が私の脳内で反響するのだ。
幸せ…なら……?
幸せじゃないならば、ダメなのか?
ん?
そんなはずはないよね?
どんなに幸せじゃないと、そう感じる瞬間があっても、それは私が意図して/意図せずに選んだ道。
つまり、つまるところ…
私の道なのだ。
それを、他人に良い悪いと評価されてたまるかっ!
幸せじゃなくたって、いいじゃないか!
今は苦しくて涙ばかり流していたって、その先に希望があるかもしれないし、ないかもしれない。
そんなことは、あなたに良い悪い言われる筋合いはなくて。私は私が信じた道を進むんです。
たとえ遠回りでも。周りにお手本がいなくても。
私は目の前の道をただひたすらに、進むのです。